UbuntuへのPHPのインストールとバージョンの切り替え

PHPのインストール

まず、PHP用のaptのPPA(Personal Package Archive)リポジトリを追加します。

$ sudo apt install -y software-properties-common
$ sudo add-apt-repository ppa:ondrej/php
$ sudo apt update

次に、追加したPPAリポジトリを利用して、必要なバージョンのPHPをインストールします。ここではPHP 7.3をインストールしています。

$ sudo apt install -y php7.3

PHPのバージョンを切り替える

開発しているアプリケーションに応じて、使用するPHPのバージョンを変えたい場合があると思います。その際には、update-alternativesコマンドを利用すると、簡単にバージョンを切り替えることができます。

例えば、php7.2に切り替えたい場合は、次のように行います。まず、aptコマンドでphp7.2をインストールします。

$ sudo apt install -y php7.2

その上で、update-alternativesコマンドを次のように実行します。既にインストールされているバージョンの一覧が表示されますので、インストールしたいバージョンのSelectionの列の数字を入力し、Enterを押します。

$ sudo update-alternatives --config php
There are 2 choices for the alternative php (providing /usr/bin/php).

  Selection    Path             Priority   Status
------------------------------------------------------------
  0            /usr/bin/php7.3   73        auto mode
  1            /usr/bin/php7.2   72        manual mode
* 2            /usr/bin/php7.3   73        manual mode

Press <enter> to keep the current choice[*], or type selection number: 1
update-alternatives: using /usr/bin/php7.2 to provide /usr/bin/php (php) in manual mode

以上で、バージョンの切り替えが完了します。

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