AnsibleはChefやPuppetと同じく構成管理ツールですが、管理対象のサーバーにエージェントアプリケーションをインストールしなくていい点や、YAMLを利用したシンプルな設定ファイルに特徴があり、最近人気を集めています。ここでは、CentOS7に対するAnsibleのインストール方法と基本的な使い方をお伝えしたいと思います。
Ansibleのインストール
CentOS7にAnsibleをインストールするのに一番簡単な方法はyumを利用することです。
EPELリポジトリの追加
AnsibleはCentOS7の標準リポジトリには含まれていないため、まずyumでEPELリポジトリを利用できるようにします。そのための設定もyumでインストールすることができます。
$ sudo yum install epel-release
yumを利用してAnsibleをインストール
EPELのリポジトリからAnsibleをインストールします。特にリポジトリ名の指定は必要ありません。
$ sudo yum install ansible